冬の寒さが厳しいカナダの豪雪地帯では、自宅前の私有車道の雪かきを日課にしている人は多い。凍える寒さの中での雪かきは決して楽ではないが、カナダ最東端ニューファンドランド・ラブラドール州で、1歳児が父親と雪かきをする様子を捉えた動画が「微笑ましい」と多くの人の心を捉えて拡散中だ。

ニューファンドランド・ラブラドール州クラレンビルで撮影された動画が注目されている。カメラが捉えているのは父親と一緒に自宅前を雪かきする1歳2か月のロリー君（Rory）で、ニット帽にスキーウェア、手袋に防寒靴を着用し、寒さ対策はバッチリだ。

動画のロリー君は右手に子供用の雪かき用スコップを持ち、ゆっくりと前進しながら雪かきをしている。その足元はおぼつかないものの、ロリー君のすぐ後ろでは大きなスコップを持った父親が息子を見守りながら雪をすくっている。

しかしその直後、小さなスコップが固い雪に阻まれて動かなくなったロリー君は、足をもたつかせてバランスを崩してしまう。手を前方に出せば身体を支えることもできたのであろうが、頭部が大きく重心が高い位置にある1歳児にはなすすべもなかったのだろう。ロリー君は頭から雪のなかに突っ込んでそのまま動けなくなってしまった。

大人であれば大怪我というところだが、