3代目スパイダーマンの主人公ピーター・パーカー役として大人気のトム・ホランド(23)が、4日に出演した米トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』でディズニーCEOのボブ・アイガーと電話で話した際のエピソードを明かした。当時のトムは酒に酔っていたという。
契約の折り合いがつかず、MCU版『スパイダーマン』シリーズの継続が暗礁に乗り上げていたSONYとディズニー。その双方を説得してスパイダーマンをもう一度復活させたのはトム・ホランドだったと言われている。今回トム本人が当時の状況をいかに打破したかについて語った。
交渉がうまく行かない現状を知ったトムは、やはりとても落ち込んでいたという。『アベンジャーズ』の俳優たちもSNSなどを通じてSONYに呼びかけるなか、トムもディズニーのCEOであるボブ・アイガーに自らメールを送っていた。このメールにボブは「電話で話そう」とすぐに返信したそうだ。
その後のある日、ロンドンで家族とバーにいたトムの携帯電話に知らない番号から着信があった。トムは酒に酔っていたが、見知らぬ電話番号の主がボブ・アイガーだと確信したという。
「あまりお腹に何も入れないで3パイント(1.7リットル)も飲んでいたところに、知らない番号から電話がかかってきた。でもなんとなく分かったんだ。」
「『きっとボブだ! でも俺、酔ってるんだけど!』ってなったよ。」
一方のボブ・アイガーは当時のトムについて、