米ルイジアナ州スライデルにあるガソリンスタンドで今月22日、給油中だったSUVが突然バックし始め、車が激しく行き交う4車線のハイウェイを走り抜けて止まった。あわや大事故というこの様子は監視カメラが捉えており、SUVを後退させた犯人が“小さな犬”だったことで注目を集めている。
今月22日夜、ルイジアナ州スライデルにあるガソリンスタンドで、給油中だったヒュンダイSUV(サンタフェ)が突然後退し始めた。そばにいた所有者の女性はSUVを必死に止めようとするが、ロックされたドアを開けることはできず、ハイウェイの手前で一度投げ出されている。
その間もSUVは後退を続け、忙しく車が行き交うハイウェイを横切っていく。車がやってこないかとひやひやものだが、SUVはまるで車の行き来がない時を狙ったかのようにすり抜けていく。
一方の女性だが、立ち上がるとSUVを必死に追いかけてドアを開けようとしているのがわかる。『ABC7 Eyewitness News』によると、SUVはハイウェイを越えた反対側にある改装中のガソリンスタンドで停止し、作業員はすでに帰宅して怪我人はいなかったという。
地元警察はFacebookで、女性がエンジンをかけたまま給油し、SUVに乗っていた体重約2.3キロ(5ポンド)のチワワがギアをリバースの位置にシフトさせたことが後退の原因であると述べており、