ハロウィンが終わり、「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ)」と言って近所を回った子供たちは、たくさんのスイーツに大喜びしていることだろう。しかし豪ビクトリア州の3歳児がもらったお菓子を食べた後に具合が急変し、入院する事態となっていたことが分かった。
豪ビクトリア州メルボルン郊外バッカスマーシュ在住のアビー・ヴァン・ダ・スパイちゃん(Abby Van Der Spuy、3)は10月31日、母親タラさんや3人のきょうだいと一緒に仮装をして近所を回り、ハロウィンの夜を楽しんでいた。
大きなバケツを持って近所のドアをノックし「トリック・オア・トリート」と言ってお菓子を入れてもらうのだが、タラさんは8時頃になって、アビーちゃんの様子がおかしいことに気付いた。
タラさんはその時のことをこう語っている。
「アビーの足取りが遅くなり、みんなに追いつけなくなりました。すると突然咳き込んで『具合が悪い』と言うので、食べていたキャンディを詰まらせてしまったのかと思ったのです。でもその後、『まずいキャンディを食べた』と言って体を震わせ、まるで酔っぱらっているかのようにふらつき始めたのです。」
「アビーが食べたというキャンディを見せてくれたのですが、それはジップロックの袋の中にいくつか入っており、何かの薬のようでした。これはただ事ではないと思って、すぐに救急車を呼んだのです。」
「救急車が到着するまでの間に、アビーは立っていることもできなくなり、意識は朦朧として呼びかけても反応しなくなりました。私はもうアビーが死んでしまうのではないかと思い、パニック状態に陥りました。」
『7news.com.au』によると、