バスや電車などに盲導犬や介助犬が乗車することはあるが、このほどイギリスで飼い主の姿がなくひとりぼっちでバスに乗ってきた犬の話題が届いた。同じバスの乗客が撮影した犬の姿はどことなく寂しげに見え、人々の心を切なくしている。『The Sun』『Mirror』などが伝えだ。
今月16日、英ウェスト・ヨークシャーのブラッドフォードに向かうバスに1頭の犬が乗り込んで来た。スタッフォードシャー・ブル・テリアの雌とみられる犬は飼い主がそばにいる様子もなく、単独でバイアリー付近のバス停で乗車し、そのままシートに座った。
乗客らはこの犬に驚いたようだが、その犬の表情があまりにも寂しげだったことから特に目を引いたようだ。
乗客の一人であるジェマ・バートンさん(Gemma Burton)は犬の写真をSNSに投稿しているが、犬はゴールドの飾りがある赤いボディ・ハーネスをつけており、明らかに誰かに飼われていることがうかがえた。しかし犬は飼い主に捨てられのか、それとも単に家族とはぐれたのか、孤独に耐えているようにも見える。
ジェマさんによると、バスが市街地に入った時に犬が降りようとしたものの付近は交通量が多い場所だったため、犬の身を案じた乗客らがバス車内にそのまま留めておいたそうだ。そして犬が乗車して20分ほど経った頃、