あるセラピーのセッションで医師から好きなことを尋ねられた際、思わず答えに詰まってしまったというエピソードを披露、「自分自身のことを知る機会すらなかったんだ」と尋常ではない日々を回想した。
普通のティーンエイジャーだったそれまでの生活から一転、スーパースターとしてもてはやされた「ワン・ダイレクション」時代、そこには“停止ボタン”などというものは存在せず常に全力疾走の毎日。そのため自身のコントロールを完全に失ってしまったという。
「(だからこそ)どうしても立ち止まる必要があった。(あのままバンドを続けていたら)僕は死んでいたよ、100%確実にね。」
とリアムはバンドが活動休止の決断に至った経緯を語っている。
子役スターともてはやされ若くして死んでしまうか、あるいはその後も新たな人生の意義を見つけて生きていくか…「そのどちらを取るか」と自問自答を繰り返したリアムは結果的に後者を選択したわけだが、そこに至るまでには様々な葛藤もあったことだろう。そんな彼を支えてきたのは『Xファクター』で審査員を務めていた元恋人シェリル・コール(36)との間にもうけた愛息ベアーくん(2)や、新恋人のマヤ・ヘンリー(19)だ。リアムは今、
「これまでの人生で一番ハッピーなんだ。」
「ここにたどり着くまでには、長い時間がかかった。自分が今こうして人生のこの時期にいられることを嬉しく思う。」
と幸せを噛みしめている。
画像は『Liam Payne 2019年10月16日付Instagram「Thank you @jessieware and Lennie for inviting me to your house and cooking me dinner.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)