2年間も適切な治療をせず、胸にできた腫瘍がバスケットボールよりも大きくなってしまった女性が中国四川省の病院を訪れた。巨大な腫瘍はかなりの重さで、女性は普通に歩くことができないほどだったという。『The Sun』『Fox News』などが伝えている。
中国四川省在住のジャンさん(Jiang、47)という女性が先月25日、成都市第三人民医院にて左胸にできた腫瘍を切除する手術を受けた。腫瘍はバスケットボール大にまで成長しており、ジャンさんは普通に生活することさえ困難になり医師に助けを求めたという。
執刀したウー・ジャン医師(Wu Jian)は、ジャンさんの腫瘍について次のように語っている。
「ジャンさんは他の病院で診察を受けたことがあり、医師に『手術で腫瘍を切除するしか治療方法はない』と言われていたようですが、2年間も漢方薬などで対処していたようです。」
「手術は5時間を要しましたが、もしこのタイミングで手術を受けていなかったら腫瘍が皮膚を突き破っていたことも考えられます。また腫瘍の成長のために栄養が奪われ、貧血や栄養失調といった症状も現れていたはずです。」