21歳の最年少でビリオネアを達成し、『Forbes』誌が「セルフメイド(自力で達成)」と称賛するも、世間からはビジネスの成功は「家族のおかげ」と言われるカイリー・ジェンナー。先日にはとうとう「セルフメイドは事実」と自身を擁護したが、一変して「自力でビリオネアを達成したなんて言えない」と前言を撤回した。
カイリー・ジェンナーはカーダシアン&ジェンナー家の末っ子として、2007年から家族で米リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演して有名になった。しかし、メディアの露出が多い姉コートニー、キム、クロエ、ケンダルに比べて目立たなかったカイリー。そんなカイリーが注目されるきっかけとなったのは、2014年頃から始めた唇へのフィラー注入だ。フィラー注入によってふっくらした唇を生かして、コスメブランド「Kylie Cosmetics(カイリー・コスメティクス)」をスタート。すでにSNSで莫大な数のフォロワーを抱えていたこともあり、大ヒットを記録した。そして先月、ついに資産推定額が10億ドル(約1120億円)に達し、21歳で最年少ビリオネアとなった。
『Forbes』誌はカイリーの成功を「セルフメイド(自力で達成)」と称えたが、世間は家族とともに有名になったカイリーが「自力で達成」と言われることを疑問視。カイリーは先日、『Interview Germany』で「『セルフメイド』以外に表現できる言葉なんて本当にないの。だって、それが事実だから。そのカテゴリーに私は分類されるの。でも、私の場合は特別なケースよ。Kylie Cosmeticsをスタートする前から大きな基盤があったし、たくさんのファンがいたから。私は15歳を過ぎてから、親から一銭ももらっていなかった。100パーセント自分のお金で会社をスタートさせたわ。私の銀行にある10セントでさえも(親から)受け継いだものではないわ。私はそれをとても誇りに思っているの。」と自分自身を擁護していた。
しかし先月30日に『New York Times』に公開された記事で、