塾長から彼女たちにドラム缶風呂をプレゼントした。初体験のドラム缶風呂に入ってゆきぽよや平沼ファナ、藤崎奈々子は「すごい気持ちいい！」と大喜びするなか、どこか大人しい華子は皆が終って最後にひっそりと入っていた。

そんな彼女に工藤塾長は「華ちゃん、私が見てても心配になるくらい我慢するよね」と話しかける。華子の母親は女優の多岐川裕美だ。「たぶん、お母さんに愛されたかったんだね」と続ける塾長。彼女の父親は演歌歌手・井沢八郎なので華子と同じ「2世タレント」である。

「自分を抑えちゃって、いいところを見せたいなっていう風になっちゃったんじゃないかな。私もそういうところあるから分かる」と言われて、華子は笑みを浮かべながら「カウンセラーみたい」と耳を傾けた。

さらに塾長は「少し解放してあげてもいいと思うよ。いい子でいなくてもいいから。私から見てるとちょっと心配、そのまんまでいいんだよ」と言葉をかけてその場を去る。華子は一人、ドラム缶風呂のなかで「ちょっと塩分がお風呂に入っちゃった」と涙をぬぐうのだった。

「工藤塾」の最終日は早朝4時に起き、ご来光を拝むための山登りから始まった。人間が生きていくのに必要なエネルギーを生み出す細胞小器官「ミトコンドリア」は、体を極限状態まで追い込むとより活性化すると言われる。自ら「ミトコンドリア女優って呼んで」という塾長だけに、ラストで過酷な登山を持ってきたのだ。

一行は2時間に及ぶ山登りを終えて頂上に到着、疲れて言葉少なだった塾生たちもそこから見える富士山の美しさに「やばーい！」と感動の声をあげた。

やがて朝日が昇りはじめて「キター！　ご来光！」とテンションが上がり、ゆきぽよも「嬉しい」と涙した。塾長が「よく頑張った」と彼女の肩を抱き寄せると大粒の涙がぽろぽろと溢れる。「これが本当に私たちが生きている証拠だから。辛かったけど来てよかったでしょ？」と塾長の呼びかけに全員が「良かった！」と元気に返すなか、さらに塾長が「ゆきぽよ、朝が好きになってきた？」と問いかけると「朝大好き！」と泣き顔で答えていた。

終了式では塾長からそれぞれにコメントを書いた終了証を渡した。ゆきぽよはここでも号泣、「I love you mom.」と塾長とハグし合って別れを惜しんでいた。

オンエア中にゆきぽよがTwitterで「今くら！　なうです！　女子4人しごかれてきました!!　見てね」とツイートしたところ、「すっぴんの涙 良かった!!」、「感動してるの見て気持ちが綺麗なんだなと思ったよ！」、「ゆきぽよが泣いてるのみてたら うちも泣いちゃってた…笑　ほんとに頑張ってた」、「ゆきぽよちゃん印象が変わりました！　これからも頑張ってください！」などの反響が寄せられている。

画像は『ゆきぽよ（Yuki Kimura）　2019年3月24日付Instagram「3月27日 21:00～2時間SP.日テレ『今夜くらべてみました』に.出演させていただきます」』『華子/Hanako（Takigawa）　2019年3月25日付Instagram「3/27（水）21:00～「今夜くらべてみました」2時間スペシャルO.Aです」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）