海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】エア・トランザット機内で女性乗客がサソリに刺される(カナダ)

ガムの包み紙を見つけて「これが当たって刺さったように感じたのでしょう」と答えたそうだ。クインさんがもう一度CAに再確認するように頼むと、CAは再びクインさんが座っていた座席に向かい、そこで初めて座席の間にいるサソリを発見した。

連絡を受けて午後10時半に空港に到着した救急隊員は、クインさんの降機を介助し診察した。幸いにもクインさんに刺された傷痕はなかったが、まさかの事態にかなり取り乱したようだ。

「本格的にパニック発作を起こしてしまったんです。落ち着くことができなかったので、救急隊員らはしばらくの間、私に心電図モニタを装着しなければならなかったほどでした。」

この件を受けて、エア・トランザットのスポークスパーソンは次のように声明文を発表した。

「一旦、機内から全ての乗客を降機させた後でサソリを捕らえ、空港当局に引き渡しました。我々は常に適切な手順に従い、機体には完全な検査と駆除のプロセスを行っております。それ故にこうした事態は非常に稀であり、不運な出来事といえるでしょう。」

同航空会社は、どのようにして、どこでサソリが機内に紛れ込んだかということは明らかにしていない。とんでもないサプライズを受け、恐怖を味わったクインさんは「しばらくは飛行機に乗りたくない」と言いつつも、「でも旅行は止めません。だけど今度からは絶対に座席の下を確認するわ」と話している。

このニュースを知った人からは、「誰かのセラピーアニマルだったんじゃないの?」「乗客の誰かが内緒で機内に持ち込んだのでは」「こうしたニュースはカリブ海系の飛行機からはよく聞くんだけどね」「大型のサソリほど毒性が少ないとは聞くけど、それにしても気味悪い経験だよな」「ちゃんと確認しないCAの『ガムの包み紙が刺さった』って笑えるわ」「トロントを出る前に、この飛行機がどこを飛んでいたのかが気になる」「全て地球温暖化のせい」といった声があがっている。

画像は『CBC.ca 2019年3月11日付「‘Oh, my God, something bit me’: Scorpion stings student on Toronto to Calgary flight」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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