交際相手との関係を断ち切りたい時、おそらくほとんどの人が率直に別れを切り出すだろう。しかしこのほど、中国・湖北省で交際相手の男性と別れるためにわざわざ誘拐殺人を偽装した女のニュースが、地元メディアをはじめ『Oddity Central』などで報じられた。
湖北省武漢市に住むバツイチで37歳のYu(ユウ)は36歳のLin(リン)さんという男性と交際していたが、今年の旧正月に彼の実家がある同省宜昌市を訪れたところ、Linさんの経済状況があまり良くないことを知った。
貧乏な恋人は要らないと思ったYuはLinさんに別れを切り出そうとしたが、しつこく説得されたりして別れることができなくなるのではという不安を抱いた。そこでYuは、元夫を利用して自作自演の偽装誘拐殺人を思いついた。
2月21日の夜、YuはLinさんと住んでいた佳海工業園にある工場の寮を抜け出し、数分後にLinさんの携帯に電話をした。
「元夫に誘拐された。今、高速道路を走っている。早く助けに来て!!」
泣きながら悲痛な声で誘拐の被害者を演じたYu。さらに信ぴょう性を持たせるため、Linさんの電話に元夫を装い「警察に通報すれば、この女を殺す」などとメッセージを送った。その後、「女を殺して湖に遺体を捨てた」とメッセージを受け取ったLinさんは、