幼い子供から目を離すと何が起こるかわからない。まして赤ちゃんならなおさらだ。このほど米オハイオ州で、ある父親が停車中の電車内に赤ちゃんを放置し、喫煙のためホームに出た間に電車が発車するという出来事が起こった。『Inside Edition』『PEOPLE.com』などが伝えている。
オハイオ州グレータークリーブランド地域交通局が、1月12日にイーストクリーブランドのルイス・ストーク・ウィンダミア駅で起こった出来事の映像を公開した。
午前10時半頃、停車中の電車内に父親(名は非公開)がカーシートに乗せた赤ちゃんを連れて乗り込んだ。父親はカーシートのまま赤ちゃんを座席へ乗せ、毛布をかけなおしたりしてしばらく様子を見ていたが、後から乗り込んできた男性の乗客が喫煙のために一旦ホームに出たのを見ると、続いて父親も赤ちゃんを置いてホームに出た。午前10時40分頃のことだった。
父親は先に喫煙していた男性からタバコをもらい、同様に喫煙を始めた。その時、電車がまもなく発車するというアナウンスがあり、赤ちゃんの近くに座っていた男性が窓ガラスを叩いて赤ちゃんの父親に知らせようとした。しかし父親は気付かず、その乗客は慌ててドアに走り寄ったが、父親の目の前でドアが閉まり電車は走り出した。
慌てた父親は、