機内で迷惑行為に及ぶと航空会社スタッフから降機を命じられることがあるが、このほど米デトロイトに住む一家が「体臭が酷い」という理由で、アメリカン航空スタッフに飛行機を降ろされてしまった。『WPLG Local 10』『abc13 News』などが伝えている。
1月23日の夜、マイアミでの休暇を終えてマイアミ国際空港からデトロイトにある自宅へ向けて帰路につこうとしていたヨッシ・アドラーさんと妻ジェニーさんは、アメリカン航空から思ってもいない対応を受けた。2人は1歳7か月の幼い娘とともに機内に乗り込んだが、アメリカン航空のスタッフは突然降機を命じたのだ。
一家3人をエスコートし飛行機から降ろしたスタッフは、「他の乗客らが、あなたの体臭が酷いと苦情を伝えてきた。申し訳ないがあなた方を機内に戻すわけにはいかない」と言い、すぐにゲートを閉じた。ヨッシさんは「私たちは酷い体臭などない」と抗議したが、聞き入れてもらえなかったという。そこで「それならば、機体に積んだスーツケースを戻してくれ」と頼むヨッシさんにスタッフは同意したものの、結局一家の荷物を降ろすことなく、荷物だけがデトロイトへ向かってしまった。
アメリカン航空側は一家にその日の宿泊先と食事券を提供し、翌24日のフライトを再予約した。24日の朝、再び空港へ戻ってきたヨッシさんは、