帰省する人も多い年末年始。久しぶりに実家の両親に会うと「年を取ったなぁ」と感じて少し寂しい気持ちになることもある。先日実施されたある調査によると、親の老いを実感する瞬間は「耳が遠くなっていると感じたとき」が1位だったという。他にも「親の口臭を気にしたことがある」と回答した人は7割以上もいることが明らかになった。
「親の入れ歯と生活サポートに関する調査」が全国の40代~60代の男女計500名を対象に実施された。まず、親の老いを実感する瞬間について聞いたところ、最も多かった回答は「耳が遠くなっていると感じた時」(59%)だった。続いて2位「物忘れが激しいと感じた時」(54%)、3位「体型の変化」(38%)となった。また「固いものを食べられなくなっているのを見た時」(35%)、「入れ歯を洗っている姿を見た時」(24%)、「口臭がきつくなった時」(12%)など、歯や口まわりの老いに関する回答が複数挙げられた。
その歯や口に関することで具体的に気になっていることとしては、「噛みづらそう」(42%)、「本数が少ない」(21%)、「ニオイが気になる」(14%)、「見栄えが気になる」(13%)、「着色が気になる」(12%)などの回答が見られた。実は親の口臭が気になったことがある人は74%、ほぼ4人中に3人いることも明らかになり、親が入れ歯の人では80%、親が入れ歯でない人では63%と、入れ歯を使用している場合の方が口臭が気になる傾向が見受けられた。
では、ニオイが気になりやすい入れ歯の手入れはどのようにしているのか。親の生活をサポートする中で、