イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】ケヴィン・ハート、第91回アカデミー賞司会を辞退 過去の差別的発言で

コメディアン兼俳優のケヴィン・ハートは4日に第91回アカデミー賞の司会に内定したばかりだったが、辞退したことが明らかになった。「映画芸術科学アカデミー」より同性愛者らに対する過去の差別的発言を謝罪するよう求められたものの、ケヴィンがそれを拒否したため決裂した形となったようだ。

現地時間4日、映画『セントラル・インテリジェンス』(2016年公開)などで知られるケヴィン・ハート(39)が第91回アカデミー賞の司会に決まったと発表されたが、そのわずか2日後、ケヴィン本人がTwitterでこの大役を辞退するとツイートした。

6日にケヴィンが自身のInstagramにアップした短い動画によれば、「映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)」から連絡があり、同性愛者に対する差別とも取れる過去の数々の発言を謝罪するよう、要請があったという。「謝罪をしなければ他の司会者を探す」との通告を突きつけられ、自分は「謝罪しないことを選んだ」と明かしている。

「過去の数々の発言」とは、主に2009年~2011年頃の話だ。Twitterやコメディショーで「もし自分の息子が、娘のおもちゃの人形で遊ぼうとしたら、俺は息子の頭の上でそれをぶっ壊してこう言ってやる。『やめろ、それはゲイのすることだろ』ってね」「俺の最大の懸念ごとは息子がゲイになることだ」などと発していたのだが、ケヴィンはこれらについてすでに度々謝罪していた。

ケヴィン・ハートのアカデミー賞司会ノミネートの知らせを受け、「GLAAD(Gay&Lesbian Alliance Against Defamation:世間からの誹謗中傷や名誉毀損と闘うゲイやレズビアンの同盟)」が、当日の放送権を持つ『ABC』や「映画芸術科学アカデミー」、そしてケヴィンのマネージメントに「過去の発言について何らかの表明をするよう」要請したことが、今回の騒動の発端となったようだ。

しかし、謝罪済みである10年近くも前の出来事を再び蒸し返されたことで、

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