米時間3月4日、ロサンゼルスのドルビーシアターで開催される第90回アカデミー賞授賞式。昨年は作品賞を読み間違えるというハプニングに見舞われたが、なんと今年も同じコンビがプレゼンターとして壇上に戻ってくるという。芸能情報サイト『TMZ』が伝えた。
昨年のアカデミー賞授賞式、そのハイライトとも言える「作品賞」発表の瞬間。緊張感が最高潮に達するなか、プレゼンターのフェイ・ダナウェイが「受賞作」として誤った作品名を告げてしまうというハプニングが発生した。
この騒動の後、『NBC Nightly News』に出演したフェイは当時の様子をこのように語っていた。
「最初に封筒を開いたとき、ウォーレン・ベイティの様子がおかしいことに気づきました。カードを取り出しても、彼は無言でためらっていて。私や舞台袖、そして周りをキョロキョロと見回していたのです。」
場を盛り上げるために“ドラマチックな演出”をしようと、ウォーレンがあえておかしな間を取っているのだと勘違いしたフェイ。そんなウォーレンを「手に負えない人ね」と呆れ気味に思ったフェイは、そのままカードに書かれた文字を読み上げてしまったのだという。
当初はプレゼンターを務めたフェイとウォーレンの“カードの読み間違い”のように思われたが、その原因は投票結果を管理する会計事務所「プライスウォーターハウスクーパーズ」担当者のミスによるものであったことが判明している。「作品賞」が書かれた封筒ではなく「主演女優賞」の名前が書かれた封筒がウォーレンに手渡されてしまったのだ。フェイは『ラ・ラ・ランド』を作品賞として発表してしまったが、真の受賞作品は『ムーンライト』であった。
フェイは「(作品賞の発表なのに)カードに書かれたエマ・ストーンの名前になぜ気づかなかったのか」と自身を責め、