歯に衣着せぬ物言いで人気のタレント、マツコ・デラックスが7日、都内で開催された「平成30年産北海道米『新米発表会』」に登壇した。イメージキャラクターとして5年連続起用されたマツコだが、ステージで発表された新しいブレンド米の名称に「ひどい!」とダメ出しを連発、さらに試食ではゴホゴホと何回もむせてしまい苦悶の表情に。それでも本来14分間のトークを大幅に延長して約50分間もマイペースに毒舌で会場を沸かせた。
発売前のブレンド米を試食したマツコ・デラックスは、「(北海道の米の名称)“ななつぼし”と“ゆめぴりか”のいいとこ取り」「うまい! こってり(したおかず)にも、さっぱりにも合う」と味を絶賛、おかずが無いにもかかわらず一粒残さずに茶碗一杯を食べ終えた。しかしそのブレンド米の名称がアンベールされて「ごうぐみ」と発表されると「はあ?」と絶句。そして「ひどいわよ。何このひどい名前。何なのよ、組合みたい」「今まで(“ななつぼし”と“ゆめぴりか”など)ちょっとかわいい系だったじゃないよ」とこれまでと路線の違うネーミングにピンと来ないようでダメ出しを連発し続け、とうとう「こちらに関しては責任を放棄します」と宣言した。
それでもイメージキャラクターとして気を取り直したのか、「味は美味しかった。名前はひどい。もう仕方ない。これを宣伝するしかない」と覚悟を決めて「いいやつは最初は拒絶反応が出ます。そういうものよ」「こんな勇ましい(名称が入った米の)袋を買うのはハードルが高いと思いますけど、勇気を持ってください。一回買って! 名前で選ばないで!」と必死に訴えた。
試食中には、