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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】「手術後に障害」 病院に3億円以上の請求した女性、元気な姿をキャッチされる(英)

失禁の問題を抱えていた女性が、手術後に耐え難い痛みに襲われ人生を大きく狂わされたとして、NHS(英国民保健サービス)を相手に多額の損害賠償請求を行っていた。しかしその女性が旅先でパーティーに参加する姿や、杖無しで歩く姿が捉えられ、裁判所でこれらの証拠を突きつけられた女性は現在、実刑に直面している。『The Sun』『Express Digest』などが伝えた。

英ドーセット州プールに住む2児の母レズリー・エルダーさん(50歳)は2010年12月、当時住んでいたウォリックシャー州にあるヌニートンのジョージ・エリオット病院NHS信託にて失禁問題を解決するため、膣内にメッシュを埋め込むインプラント手術を行った。

「シンプルで素早いインプラント手術をすれば、症状が改善されて人生が変わる」と婦人科の医師に促され手術を受けたものの、その後レズリーさんは耐え難い痛みに襲われた。悶えるほどの痛みと大きく腫れ上がった下腹部に異常を察してすぐに病院で診察を受けると、メッシュが膣を裂いて血腫ができていることがわかった。以降も幾度となく感染症に罹り、レズリーさんの人生は医師の言葉通り大きく変わってしまった。昨年8月のメディアの取材では、レズリーさんは涙ながらにこのように語っていた。

「今の私は地獄にいるのと同じです。婦人科の治療を受ければ、再び快活な人生が取り戻せると思っていました。ですがメッシュインプラントは慢性的な痛みを引き起こし、何度も病院を行き来する生活を強いられています。歩行も困難になったために出かけることもままならず、仕事もできません。夫婦関係もこれが原因で破綻し、離婚しました。もう以前の私ではなく、女ではなくなったようにも思えて、うつやPTSD(心的外傷後ストレス障害)も抱えるようになりました。希望などなく、死んだほうがマシと思うことさえあります。13回もの手術を繰り返してメッシュを除去しようとしましたが、深く埋め込まれてしまっているのでどうにもなりません。メッシュはまだ恥骨にへばりついたままになっています。」

レズリーさんは、その後「Sling the Mesh(スリング・ザ・メッシュ)」というキャンペーンにも参加し、

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