人々を魅了するリゾート地ハワイ。そのハワイに向かう旅客機に搭乗する者は心躍る気持ちでいっぱいであろう。しかしこのほどハワイアン航空の旅客機で二重のハプニングが発生し、乗客達を困惑させてしまったようだ。『The Sun』『KHON』などが伝えている。
8月31日の朝7時頃、米カリフォルニア州オークランド国際空港からマウイ島カフルイ空港へ向かうハワイアン航空23便が滑走路へ向かって移動し始めた時のことだった。乗客のうち15人のスマートフォンに突然、子供の死体のような写真が送られてきた。
その写真を見た乗客らは、血の気が引く思いをしたという。そこには4~5歳ほどの幼児の死体のようなものがうつ伏せに横たわっていたのだ。これから離陸するというのに、乗客の脳裏には“死”の文字が浮かんでしまったのではないだろうか。このことはすぐに客室乗務員に伝えられ、当機はゲートに一旦戻ることとなった。
しかしこの事態に至った原因は、実にたわいもないことであった。写真の送り主は乗客の15歳少女で、彼女は勉強中の医学生物学クラスの科学プロジェクトで参考にするビーズ・バッグで作られた“子供の死体”の模型写真を、一緒に搭乗していた母親に送るつもりだった。
少女はiPhoneのAirDrop機能(近くにいるiPhoneやiPadユーザーとデータを共有できるシステム)を使って写真を送ろうとしたが、