
この先も同じ屋根の下で暮らすことはできないそうだ。「2匹はいつも一緒にいたので、犬にとっても辛いことだと思う」とジョッシュさんはやりきれない。ルイス君のことを思ってのベストな方法を選択したわけだが、そのルイス君自身が「2匹を手放すことになったのは自分のせいだ」と罪の意識に苛まれているという。
「ルイスは事件以降、とても怖がり用心深くなりました。息子を襲った犬が見つかれば気持ちが落ち着くのかもしれませんが、今では自宅からほんのわずか離れたバス停にでさえも怖がって行きたがりません。犬を連れた人を見かけたら、恐怖を感じて私の後ろに隠れてしまいます。本来は先週から学校に登校する予定だったのですが、息子は嘔吐してしまったのです。それが不安障害から来るものなのか、ウイルスによるものなのかははっきりしませんが、私たち家族は息子を一日でも早く普通に生活できるようにしてあげたいのです。」
マージーサイド州警察は、ルイス君を襲ったとされる2匹の犬をスタッフォードシャー・ブル・テリアとして捜索中であるが、ピットブルではないかと言うジョッシュさんは「早く見つけてほしい。別の子供を襲うようなことがあればとても危険」と不安を隠せない。なおフレドリックについては、来月10日に判決が下される予定とのことだ。
このニュースを知った人からは、「スタッフィーとピットブルのクロスかも。いずれにしても見つけないと危険だよ」「他の犬に襲われて、よそへやられる家族の犬もかわいそう…」「こんなことがあったのなら、やはり子供が優先だから仕方ないのかも」「危険な犬を飼っていた飼い主は極刑でいい。もしかして今でも飼っていてどこかに隠しているんじゃないのか?」「好きだった犬を怖がるようになって、少年が気の毒すぎる」「家族も大変だし手放される犬もかわいそうだが、やはり襲った犬の飼い主が一番悪い」といった声があがっている。
画像は『Liverpool Echo 2018年9月23日付「Boy who was savaged by dogs “blames himself” after family forced to re-home beloved pets」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)