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1998年に北京に1号店がオープンして以来、中国国内に759店舗を展開する「呷哺呷哺(しゃぶしゃぶ)」は、気軽に入れる火鍋レストランとしてカップルだけでなく一人旅の観光客などにも人気だ。その中の1店舗で鍋の中からネズミの死骸が見つかり、大騒動になっている。
今月6日、山東省イ坊市にある呷哺呷哺で食事をしていた夫婦の鍋から、死んだネズミが見つかった。死骸は箸でつかめるほどの大きさだったが、夫婦は鍋に具を入れてすでに食事を始めており、店のスタッフに不満をぶちまけた。
夫のMa氏は妻が妊娠していることを店のスタッフに伝えると、店側は夫婦に5,000元(約81,000円)を支払うことを申し出た。これに対しMa氏は、「病院を訪ねて赤ちゃんに問題がないことを確認し、全ての支払いが済んでから金額の交渉を行いたい」と訴え、この申し出を断った。
さらにMa氏は、店のマネージャーから「そんなにお腹の赤ちゃんが気になるなら、20,000元(約32万円)を渡すから中絶すればいい」とも言われ、なんとも後味の悪い思いで店をあとにした。
夫婦はその後、呷哺呷哺の火鍋から小さなネズミを箸でつまみ出す様子をSNSに投稿したが、これをユーザーが放っておくわけがなかった。中国最大のSNS『Weibo(ウェイボー)』は大炎上し、