イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-mika

【イタすぎるセレブ達】ビヨンセとJay-Zの新アルバムタイトルに込められた愛の軌跡を追う

『Everything Is Love』とのタイトルで、6月16日に配信されたビヨンセとJay-Zのジョイントアルバム。Jay-Zの本名でありビヨンセの苗字ともなる「カーター」(Carter)からアーティスト名を「The Carters」と名乗り、全楽曲のアーティスト名として使用している。2000年頃に出会ってからおよそ18年、3人の子供たちを共に育てる現在まで音楽業界で大きな成功を収めてきた。しかしそんな彼らにも、夫婦としての危機が何度も訪れた。これまでプライベートをほとんど明かすことのなかったビヨンセとJay-Zの、新アルバム発表までの軌跡を追った。

新アルバム『Everything Is Love』がJay-Zの音楽ストリーミングサービス「TIDAL」で発表されたのは、ビヨンセとJay-Zが6月6日から敢行中の『On the Run II Tour』のロンドン公演でのことだ。ビヨンセが「いつも最高の歓声とたくさんの愛をくれるロンドンのファンにプレゼントがあるの」とサプライズとして発表した。

このアルバムには9曲が収録されており、2人の関係を連想させる歌詞が多く含まれている。“I can’t believe we made it(ここまでやってこれるとは思わなかった)”、“We’re flawed but we’re still perfect for each other(傷ついたけれど、私たちはまだお互いにとって完璧)”など、プライベートに深く入り込んだメッセージが随所に織り込まれている。その背景には、ビヨンセとJay-Zの18年にわたる歴史があった。

2人が出会ったのは1999年から2000年頃、ビヨンセが18歳の時。そこから1年半以上をかけて、

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