夏休み期間に子供を連れて家族旅行した人もいるだろう。しかし長時間にわたる飛行機の旅は大人にとってストレスフルであるように、子供にとっては尚更苦痛だ。狭い機内で子供が泣いたり騒いだりした際には、親としてどのように我が子をなだめて落ち着かせるかが重要な躾となるが、それをしない親もまれに存在する。昨年8月、ドイツからアメリカへ飛んだルフトハンザ航空機内で、8時間にわたりけたたましく叫び続けた男児の姿が動画に投稿され、ネット上では様々な意見が飛び交ったことを『The Independent』や『news.com.au』『Inside Edition』など複数メディアが伝えた。
昨年8月26日、ドイツから米ニュージャージー州にあるニューアーク・リバティー国際空港行きのルフトハンザ航空に乗り込んだ乗客は、離陸前からうんざりさせられた。
ある母親が連れていた3歳男児が、離陸前の機内で激しい叫び声をあげた。大人にとっても窮屈な空の旅は苦痛に感じることが多々あるゆえ、周りの乗客はこの男児が時間とともに落ち着いてくれることを願ったことだろう。しかし男児は、頻繁に耳障りな奇声を発し続けた。母親はそんな我が子の様子には慣れているようで、厳しく注意することもせず「落ち着いて」とやんわりなだめているのみで、男児の騒々しさが収まることはなかった。
母親は、離陸前からCA(客室乗務員)に「Wi-Fiを使えるようにして。そうしたらiPadを見せられるから」と頼んでいたようだが叶わず、離陸後も男児は狭い通路を走り回り、座席に上って機体の天井部分を叫びながら叩いたりした。CAはそのような迷惑行為を母親に伝え、母親が男児に「座りなさい」と注意するも、状況が改善されることは一向になかった。男児は8時間のフライト中、ノンストップで騒ぎたて、周りの乗客が手で耳を塞ぐ姿も見られた。この様子を動画に収め、後に「8時間のフライト中騒ぐ悪魔の子供」というキャプション付きでYouTubeに投稿した乗客のシェーン・タウンリーさんは、