「面白いからやらせた」という理由が果たして通用するのか。このほどブラジルで我が子にドッグフードを食べさせ、その姿を動画撮影した母親が警察の事情聴取を受けた。この動画を受け取った祖母は、男児はその後体調を崩したと激怒している。母親は今後逮捕・起訴される可能性もあるという。『Mirror』などが伝えた。
ブラジルのゴイアス州トリンダーデ市内に住むある母親が、2歳男児にペット用のボウルに入ったドッグフードを食べさせているシーンを動画に撮影し、家族のグループチャットに送った。
動画では、男児が犬のように四つん這いになりドッグフードを黙って食べている。しかも母親らしき女性の声で「お昼ご飯を食べてるの?」という声が入っており、犬が近づくと笑い声まで聞こえるのだ。男児の母親はこの動画を家族に送ったのだが、これを受け取った父方の祖母は激怒し、ソーシャルメディアに投稿した。
祖母は、男児の母親から映像とともに「おばあちゃん、ウチに来てランチを作ってよ。今おやつをちょうど食べているところだよ」というメッセージを見てすぐに母親の家に行き、男児を母親のもとから連れ去った。男児はドッグフードを食べさせられたことが原因なのか、祖母が迎えに来た後に体調を崩したという。地元メディアでは、この男児には学習障害があると報じている。
祖母から通報を受けた警察は、