タバコの健康被害に関する知識がこれだけ広まっているというのに、まだこのような愚かなことをする母親がいる。少し前にインスタグラムにスペインのある母親がとんだ写真を投稿し、大変な批判が殺到しているもようだ。
この画像は英メディア『dailymail.co.uk』によるその記事のスクリーンショット。写真共有SNSのインスタグラムに5か月ほど前、スペイン・バレンシア州在住の「lapelirrojah_delbarriooh」さんという18歳の女性ユーザーが投稿した写真である。タバコを吸う赤ちゃんは、以前も“私の一人っ子”という写真が投稿されていたことから彼女の娘である可能性がきわめて高く、インスタグラムの多数のユーザーがこれに強い憤りの反応を示している。
そこに添えられているキャプションには、“あなたは私の人生そのもの、とても可愛い子なのに1歳でもうタバコの味を覚えちゃったのかしら”などとある。「まだ肺も丈夫でない幼い子に毒を盛っているようなもの」、「受動喫煙の危険性、肺疾患の知識を知らないのか」などと、この写真に対してはなんと36,000件を超す批判コメントが集まってしまった。喘息、慢性気管支炎など呼吸器の病気を引き起こしかねないその行為は幼児虐待にあたり、警察も黙って見てはいないと思われる。
実はこの女性、かつても大麻、銃とともにビキニ姿で撮影した写真を公開したことがある。トラブルを起こしては人の視線を集めることが好きな人物のもようだ。残念ながらいつの時代もこうした大人の愚行の犠牲になるのは非力な乳幼児であることが多い。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)