海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】波にさらわれた女性、1年5か月後に意識不明で発見される(インドネシア)

どこかで必ず生きていると信じていたようだ。行方不明者の家族がこのように希望を持ち続け、生存を願うことは決して珍しくはない。だが、ニニンさんの消息が途絶えてから1年5か月後にミステリアスな出来事が起こった。彼女のおじがニニンさんの夢を見たのである。

夢の中で、ニニンさんはおじに「スカブミのプラブハンラトゥにあるビーチで自分を見つけてほしい」と頼んだ。最初おじは、しょせんは夢としてそのことを気に止めることはなかった。ところがニニンさんはその後もおじの夢に出てきては同じことを繰り返し伝えたため、ついにおじは家族に夢の話を打ち明けて6月30日、家族はニニンさんが波にさらわれたビーチの近くにあるプラブハンラトゥのビーチを捜索するために出向いた。

しかしニニンさんの姿はもちろんのこと、なんの手掛かりも見つけることはできなかった。それでも家族は夜通しビーチを捜索し続けたところ、7月1日の午前4時頃に砂にまみれて意識不明になっているニニンさんを発見したのである。ニニンさんは、1年5か月前に行方不明になった時と全く同じ花柄のついた黄色のワンピースに黒のズボンをはいていた。

家族はニニンさんをすぐに自宅へと連れ帰り身綺麗にした後、病院へ連れて行った。なんとも不思議な話ではあるが、長い間どこかで行方不明になっていたとされるニニンさんは医師らによると命に別状はなく、完全に回復する見込みだということだ。

姿を消したニニンさんが、なぜこのような形で今になって現れたのか―インドネシアの各メディアではこぞってこのニュースを報道したが、ニニンさんの家族は原因などはどうでもよく、神の思し召しにより行方不明だったニニンさんが発見されたこと、生存していたことが何より大切なようだ。このニュースを知った人からは「神の手にかかれば何事も不可能なことはない」「なんか信じられない話なんだけど」「この女性が目覚めた時に何を話すか、是非聞いてみたい」「これって奇跡なんだろうな」「この女性、昨年に行方不明になったと報じられていたけど、見つかったなんてすごいな」「波にのまれたけど、また吐き出されたってこと!? 奇妙だ…」「ミステリアスすぎる」といった声があがっている。

画像は『Oddity Central 2018年7月3日付「Woman Swept Away by Wave 1.5 Years Ago Recently Found Unconscious on Nearby Beach, Wearing the Same Clothes as When She Disappeared」(Photo: Tribun News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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