アメリカでスターバックス勤務の女性が、夜勤中に赤ちゃんを取り上げるというハプニングに遭遇した。自身も2児の母という女性は、これまで経験したことのなかった出産介助という出来事に「立ち会えたことを光栄に思う」と話している。『Inside Edition』『KIRO-TV』『New York Post』などが伝えた。
米ワシントン州タコマにある24時間営業のスターバックス・ドライブスルーで5年間勤務しているレイシェル・リームズさんは、7月6日の夜中に貴重な体験をすることとなった。
この日、当直長としていつものように夜勤にあたっていたレイシェルさんは、午前1時頃に窓ガラスを叩いて助けを求めるホームレスらしき男性に気付いた。男性に促されたレイシェルさんが店の前の芝生に行くと、大きなお腹を抱えた女性が横たわっており、男性は「赤ちゃんが産まれそうなんだ!」と叫んだ。
2児の母であるレイシェルさんだったが、これまで出産を介助したことはなく焦ったものの、素早く店に戻り数枚のタオルを掴んで女性のもとへと駆け寄った。レイシェルさんはパニックになっている女性から「ズボンを脱がせて!」と叫ばれて言われたとおりにすると、すでに赤ちゃんが女性の脚の間から見えていたという。レイシェルさんがタオルを下に敷くから腰を浮かせてほしいと女性に頼んだ直後、赤ちゃんは滑るようにして誕生した。レイシェルさんは運よく赤ちゃんを腕に受け止めたが、