5月19日に実父欠席のまま英ヘンリー王子と結婚式を挙げた米国出身のメーガン妃。挙式から約1か月が経過した18日、父親トーマス・マークルさんが英情報番組『Good Morning Britain』に初出演を果たした。これまで散々タブロイド紙に追いかけ回され一方的に記事を書き立てられてきたトーマスさんが、このほど30分以上におよぶインタビューに応じ、自らの言葉でその胸中を赤裸々に告白した。
偽名を使いビバリーヒルズにてスーツを新調、航空券も予約し、ヘンリー王子とメーガン妃の挙式へ出席する準備を着々と進めていたトーマス・マークルさん。しかし連日の過熱報道によるストレスから持病が悪化してしまった。英国へ発つその日に再び激しい動悸と胸の痛みに襲われたトーマスさんは、やむなく挙式への参加を諦める決意をした。
(以下インタビューより一部抜粋)
―メーガンさんへは、挙式を欠席することはいつ伝えたのでしょうか? (メーガンさんは)知らせを聞いてどんな様子でしたか?
トーマスさん:2度目の入院のときです。メキシコとの国境から16kmほどのところにある米国のメディカルセンターに入院したのですが、手術を受ける前に(挙式に出席できないことを)伝えました。2人とも非常に落胆し、メーガンは泣いていました。しかし「今一番大切なのは、ダディが早く回復すること」と理解を示してくれました。こちらに見舞いに来ることも考えていたようですが「挙式に集中するように、そして見舞いに来るのではなくハネムーンに行きなさい」と伝えました。
―あなたの代わりに、チャールズ皇太子がメーガン妃とバージンロードを歩いてくださると知ったときはどう思われましたか?
トーマスさん:とても光栄だと思いました。チャールズ皇太子以上の適任者は思い浮かびませんでしたから。皇太子はとてもハンサムでしたし、メーガンも美しくて。「あぁ…あの場にいられたら。私がメーガンの隣に寄り添うはずだったのに」と嫉妬してしまったくらいです。でも皇太子がいてくださって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。娘さんのいらっしゃらない皇太子ですから、メーガンとバージンロードを歩くことができて喜んでくださっているかもしれません。直接話す機会が得られたなら「ありがとうございました」とお伝えしたいです。
―挙式当日はどちらにいらっしゃいましたか?
トーマスさん:病院の周りは報道陣が大勢駆けつけていたので、友人が手配してくれたB&B(朝食付き宿泊施設)に数日滞在し、そこでテレビを見ていました。
―英国王室へと嫁ぐ娘の様子を、B&Bの小さな部屋でご覧になっていたのですね。美しい娘さんを誇りに思ったことでしょう。
トーマスさん:メーガンはとても美しかったです。教会の側廊を歩む姿は気品に溢れていました。あの場に自分がいられなかったことは悔やまれますが、世界中の人々が見守ってくださったことに大変感激しました。娘の結婚式に花嫁の父としてバージンロードを歩くことができず「父親は欠席」との報道だけで終わってしまったことは心残りではあります。
―ドリアさん(トーマスさんの元妻)はお一人で出席されていらっしゃいました。メーガンさん側の親族がドリアさん以外誰も出席しなかったことには、多くの人が違和感があったようですが。メーガンさんとご家族との距離感はどのような感じなのですか?