原因不明の奇病を持つ18歳の高校生が中国にいる。稀な疾患のせいで彼の顔には若さがなく、何十歳も年老いて見える。しかし持ち前の前向きな姿勢で偏見を乗り越え、現在は名門大学への進学に向けて猛勉強中だという。地元メディア『Pear Video』をはじめ『Oddity Central』などが伝えた。
中国・黒竜江省ハルビン市にある名門高校に通うシャオ・ツゥイさん(18歳)は、顔の筋肉や皮膚が垂れ下がるという非常に稀な疾患を抱えている。シャオさんがこの症状に気付いたのは中学生の時だった。
以降、顔の皮膚は垂れ下がる一方で、シャオさんは18歳であるにもかかわらずまるで“おじいちゃん”のような容貌だ。現時点で医師らは疾患の原因が何であるのかを解明できず、顔を元に戻すこともできないため、自分を受け入れて前向きに生きる以外にシャオさんの選択肢はない。幸いにも顔だけが年老いて見えるというだけで、今のところ健康上は何の影響も及ぼしていないそうだ。
シャオさんの姿が中国メディア『Pear Video』で公開されると、瞬く間に拡散した。教室で授業を受けるシャオさんの姿は、周りのクラスメートらとは明らかに異なる。しかし家族や友人らの温かいサポートを得て、シャオさんは普通に高校生活を送っている。
勉強に熱心なシャオさんは、