この世で一番大事な人が病気でこの世からいなくなりそうになる時、人はどうするだろうか。このほどアメリカから自分の大事にしている物と引き換えにしてまでも、愛する妻の命を救いたいという男性の切ない話が飛び込んできた。『Fox News』『New York Post』『PEOPLE.com』などが伝えている。
米カリフォルニア州サンガーに住むバーロン・ロビンソンさん(Verlon Robinson、55)が今月、Facebookに投稿した内容が人々を切ない思いにさせている。そこにはバーロンさんの妻のマリーさん(Marie、61)が2015年に肝硬変と診断され、現在は移植手術が必要ということが綴られていた。
肝硬変は病状が進行してしまうと、ほとんどの場合は元の健康な肝臓には戻らない。そしてマリーさんの肝臓は一刻も早く移植が必要な状態であるにもかかわらず、3年前に登録した待機リストにはドナーを待つ患者が18,000人もいる状態だった。
バーロンさんはマリーさんの肝臓と適合しないためドナーにはなれず、妻の命を救いたい一心でFacebookにこのように吐露した。
「私達は結婚して25年間一緒に過ごしてきました。妻を失ってしまうことを考えると胸が張り裂けそうになります。もし私が彼女に代われるものなら何だってするのに…。しかし皆さんもご承知の通り、それは不可能です。お願いです! もし、あなたがO型陽性かO型陰性の血液型であれば彼女に肝臓の一部を提供してもらえませんか。手術は全て保険で賄われます。追伸:私は健康な腎臓を持っていますので、一つは提供することもできるでしょう。」
バーロンさんは肝臓の提供者に必要があれば自分の腎臓を差し出すことに加え、