昨年12月、80代に突入したハリウッド女優のジェーン・フォンダ。その年に見えぬ美しさが話題のジェーンに「大病を経た女性」という印象は皆無だが、過去には乳がんを含む大きな病気も経験―それゆえに本人も「まさか80歳まで生きられるなんて」と正直驚いているという。
このほどジェーン・フォンダが人気トーク番組『The Ellen DeGeneres Show』に出演し、このように述べた。
「もしもハタチや30歳の頃の私が『80歳になってもアナタは女優業をやっています。それに活動的なままですよ』なんて言われていたら、こう答えていたでしょうね。『あなた、頭がどうかしちゃってる。だってそんなことあり得ないもの』ってね。」
「それに、自分でもこんなに長生きするとは思っていなかったの。毎日目覚めると、(自分が生きていることが夢じゃないんだって知るために)頬をつねりたい気分になるの。」
「本当にとても恵まれているって思う。だけど(長生きすべく)努力はしてきたわ。」
そんなジェーンはかつて乳がんと過食症を患い、今年に入ってからは「下唇にできたガンを除去してもらったの。まだ完全に治ったとは言えない状況」と告白しファンを驚かせたが、本人は乳がんを克服した経験もあることから「乗り越えられる」といった自信を得たという。
「そう。私のように長生きして先が短くなると、過去を振り返ってこう言えるの。『ああ、あんなことも乗り越えたんだわ』って。」
年齢もあって友人らの死や大病など多くの辛い経験もしたが、