若くて細くてキレイな女性の立候補者が選挙演説をするとやけに男性の有権者が集まる。話はそっちのけで、デレッとした顔になり、鼻の下を伸ばしている殿方も多い。そうでなくとも女性候補者は「外見を少しでもキレイに見せて好印象を与えたい」と考えるもので、それは日本に限ったことではない。このほど台湾で…。
台湾・台北市の市議会議員選挙において、ある女性立候補者の選挙ポスターが「なんだこりゃ」「いつ撮った写真なのか」「本人には見えない、詐欺だろう」などと批判を集めていることを『自由時報』が報じた。楚々とした美しい笑顔のポスターが好印象だとして多くの人が選挙演説を聞こうと立ち止まるも、マイクを握って話し始めたのはポスターとは似ても似つかない中年女性で、そのたびに会場はザワついてしまうもようだ。
問題の立候補者はWang Zhiya(王致雅)さん。Photoshopによりショッキングなほど手を加えられ、「騙された」という被害者が続出している。ポスターの横に立ってポーズを取るWangさんについて、「孫娘が立候補するその手伝いをしているのですか?」と意地悪な質問を投げかける者もいるようだ。
これに対して本人は「選挙活動って本当にシンドイの。おかげで一気に老け込んでしまったわ」、