2015年春、ライム病に罹患し「死を覚悟したほど」と公表してファンを驚かせた歌姫アヴリル・ラヴィーン。これは“極めて珍しい”病気ではない。数年前には故ヒュー・ヘフナーの若い未亡人がこの病を告白。そしてカントリー界で絶大な人気を誇ってきた歌姫シャナイア・トゥエインもこの病に倒れていたようだ。
現在52歳の歌姫シャナイア・トゥエイン。1997年の『カム・オン・オーヴァー』の爆発的ヒットで知られ、グラミー賞の受賞はなんと5回。北米で最高の人気を誇る女性シンガーのひとりで、昨年9月には15年ぶりのアルバム『Now(ナウ)』を発表していた。再び勢いに乗りたいシャナイアは来月からそのプロモーションをかねた北米ツアーに臨むが、『E!News』との独占インタビューでは「ライム病」との闘いについても触れたようだ。
「ライム病は人生に確実に大きな影響を与えるわ。しかも誰もがかかる危険がある病気よ。本当に静かにジワジワと邪悪なやり方で、実に多彩な症状が出てくる病気。私も体に甚大なダメージを負ったわ。それでも早く診断がついた私は幸運だったし、変性疾患に悩まされずに済んでいることだけは感謝しているの。まぁ、これくらいの年齢になると誰もが何らかの病気にかかったりするものなのよね。」
気になるのは、彼女にとっては命ともいえる“声”である。実は彼女の喉頭神経にもライム病は影響を及ぼしたといい、今の彼女は真剣かつ体を張っての発声練習を1時間半もかけて行う必要があるとのこと。「もはや体育の授業を受けている気分」だそうだ。それでもシャナイアは歌うことが大好きであり、