コニーちゃんの頭の近くに置いていたため、何らかの拍子で覆いかぶさってしまったのが死因のようだ。
デキシーさんはコニーちゃんの死は自分に責任があると感じており、このように振り返っている。
「娘を殺したのはテディ・ベアのぬいぐるみでした。コニーは眠っている最中に息ができず苦しんでいたに違いありません。そして大きなテディ・ベアのお尻の下でもがいていたんだと思います。結局、娘が助かる道は無かったのです。」
「その朝、私はコニーが息をしていないと分かった瞬間、『コニーが死んでいる!』と叫びながら恋人のマーレイがいるベッドルームまで走って行きました。その時、ディオールが私の横に立っていたことも気付かないほど動転してしまったのです。私は『マーレイ! マーレイ! コニーが起きない!』と叫ぶしかありませんでした。」
「娘の死が告げられた後、私は30分ほどコニーを抱きしめ続けました。それは私の人生で最悪の瞬間でした。そしてこう思ったのです。こんな苦しみは私だけで充分だと…。」
コニーちゃんは多くの人に見送られながら、先月21日に埋葬された。デキシーさんはコニーちゃんを失った悲しみに耐えることができず、辛い思い出が残ってしまった家を出てしまったという。今は戻って来ているが、未だにコニーちゃんの部屋に入ることができず、ディオールちゃんをひとりで寝かすのが怖くなってしまったそうだ。
毎晩、ディオールちゃんと一緒に階下で眠り、時には夜中に頬をつついたりして、生きているかどうか確認することもあるという。
まだ心の傷が癒えないデキシーさんだが、‟眠っている子供のそばにおもちゃを置くことがいかに危険か”ということを訴えるために「Connie Rose Awareness」というFacebookを立ち上げた。そして、このように訴えている。
「SNSで子供のベッドにぬいぐるみがある写真を見ると、心穏やかではいられません。私は身をもってこれが危険であることが分かったのです。確かにぬいぐるみを抱いてくつろぐ我が子の姿が見たい親もいるかもしれません。だけどお願いです。それらを置きっぱなしにしないでください。」
「私はみなさんに伝えなければと思いました。子供たちのベッドから離れる際はぬいぐるみや枕をそばに置いたままにしないで。それによって我が子が窒息死してしまうこともあるのです。私の娘はテディ・ベアのぬいぐるみがそこになければ、今も生きていたと思っています。」
そのFacebookには、現在4万人以上が訪れているという。また閲覧者が増えてくれることによって、誰かの赤ちゃんを救うことに繋がることをデキシーさんは願ってやまないようだ。
画像は『Connie Rose Awareness 2018年4月17日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)