米時間12日にビバリーヒルズで開催された第29回「GLAADメディア・アワード」授賞式には、多くのセレブらが駆けつけた。なかでもひときわ注目を浴びていたのが、歌姫ブリトニー・スピアーズだ。
LGBTQコミュニティにて著しい功績をあげた人物やメディアを称える「GLAADメディア・アワード」。“GLAAD”は「Gay&Lesbian Alliance Against Defamation」の略称で、世間からの誹謗中傷や名誉毀損と闘うゲイやレズビアンの同盟を指す。
このたびブリトニー・スピアーズは、LGBTQの平等な権利を求めて目覚しい活躍をしたとして、同授賞式にて「GLAAD Media Vanguard Award」を受賞、ステージでの感動的なスピーチが観客を歓喜の渦に巻き込んだ。
「今の社会は、“ノーマルであるべき”という風潮ばかりがもてはやされている気がします。人と違うことで“異質”とみなされたり“奇妙”だと思われがちな昨今、ありのままの姿を無条件で受け入れてもらえること、そしてアートを通して個性を表現できることは、素晴らしいギフトだと言えるでしょう。」
「私たちは1人ぼっちなんかじゃありません、手と手を取り合い、互いを励まし合いながら美しい個性を称えていきましょう。ためらうことなく、この素晴らしいギフトを世に伝えていくのです」と呼びかけると、会場からは歓声があがった。ブリトニーはこれまでのキャリアを振り返り、