銃による事件が絶えないアメリカだが、このほど態度が悪い幼児にナイフを突きつけて脅した保育園(プリスクール)理事のニュースが飛び込んできた。子供を脅した武器が銃ではなかったものの、事態の深刻さからこの理事は即刻解雇となり懲役刑の可能性もあるという。『Fox 5 NY』『ABC News』『Washington Post』などが伝えている。
ニュージャージー州シックラーヴィルのプレインフィールドにある「Dawn To Dusk Christian Childcare and Learning Center」の保育園で、今年初めににあってはならない事態が起こっていた。
13歳までの子供たちのケアを行うこの施設の保育園理事を務めていた64歳のアデトクンボ・アキンナソ(Adetokunbo Akinnaso)は、態度の悪い4歳児2人を事務所へ連れて行き、ナイフをちらつかせながら「今度悪い態度を取ったら傷つけるよ」という脅し文句を吐いた。
幸いにも2人の子供には被害はなかったものの、事態が発覚したことによりアキンナソは2件の児童虐待の容疑で逮捕され、職を解雇された。現在、アキンナソが弁護人を雇っているかどうかは定かではないが、2件の罪に有罪判決が下れば3年間の懲役刑に科せられる可能性があるという。
この件につき保育園側はコメントを拒否しているが、