子供たちの母親が9人目の子を出産したという報告をジェイコブさんは受けた。結果、ジェイコブさんとペギーさんは生まれてまもない男児も養子にすることとなった。一気に大家族となったペギーさんは、このように話している。
「子供がいなかった私たちは、9人の子に囲まれる生活を送るようになりました。最初は8人だと思っていたのですが、後から『赤ちゃんも』となったのです。これからこの子たちを育てていくことはとても大変だというのはわかっています。周りには9人も養子に迎えるなんてクレイジーだという人がいます。ですが、これはチャレンジだとも思いました。私たちには温かい家庭があります。このような形で9人のきょうだいが一緒に成長していくことも悪くはないのではないかと思いました。」
一方でサッドさんは、一気に孫のような存在の子供たちが増えて感極まり涙した。ローリンさんは「最も大切なことは9人のきょうだいが離れ離れにならずに一緒に成長していけることです。私たち夫婦はこれまで15人の子供たちの親でもあり、里親としても100人以上の孤児たちの面倒を見てきました。この子供たちを私たち以外に誰が引き取るの?とも思いました。」
ローリンさんによると9人きょうだいの絆は強く、二家族に引き取られたことをとても喜んでいるという。もうすぐ正式に娘となる10歳の少女からは、「別々になるところだった私たちを救ってくれて、この家に引き取ってくれてありがとう」という感謝のカードを貰ったそうだ。
現在、一家はサイト『Promise Love Foundation』で、子供たち全員が乗れる大型車2台の購入資金のための寄付を呼び掛けている。このニュースを知った人からは、「なんていい一家なんだ」「それにしても子供たちの母親は次から次へと子供を産んで…どうしようもないな」「ジェイコブさん、学生だけどちゃんと子供たちを養っていけるのだろうか」「素晴らしい人たちだ。今後もこの一家に幸ありますように」「大変だろうけど頑張って」といった声があがっている。
画像は『NBC4 WCMH 2018年3月6日付「Father and Son Adopt 9 Children to Keep Group of Siblings Together」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)