常にライオンのような大物を狙っては数々のトロフィー(仕留めた動物の体の一部)を獲得してきたクロアチア出身のハンター(75歳)が、南アフリカ共和国でハンティング中に流れ弾に当たり、死亡するという事故が起きたことを数日前にお伝えした。「バチが当たった」「因果応報だ」と世界中の人々が騒いでいるが、米メリーランド州でも似たような事故が起きたもようだ。
群れをなして飛んでいるところをハンターに撃たれて死亡した雁(グース)が空から落ちてくる。狩猟が盛んなアメリカでは珍しくない光景だが、米メリーランド州で1日の夕暮れ時、その雁がハンターの頭を直撃するという非常に珍しい事故が起きたことを『CBS Baltimore』が伝えている。
ハンター仲間とともにマイルズ川流域の同州イーストンの私有地を借り切り、雁の群れを狙っていたロバート・メイルハマーさん(51)。狩猟経験は豊富であったが、空からいきなり落ちてきた雁の直撃を頭に受けて気を失い、ボルチモアのR・アダムズ・カウリー衝撃外傷センターに搬送された。幸い命に別状はないものの、頭ばかりか顔も負傷したという。
メリーランド州自然資源局(Maryland Department of Natural Resources Police)のキャンディ・トムソンさんによれば、