またしてもアメリカで歪んだ性倒錯がもたらした忌まわしい児童性的虐待、暴行の事件が起きた。このほど有罪判決が下り、刑務所に収監されたのは養女2名に性行為を無理強いしていた父親。全米各地のメディアがテキサス州のこの事件と裁判の話題を報じたが、いずれも驚きの“量刑”をタイトルに加えて伝えているようだ。
テキサス州のサンマルコス市で昨年、妻の連れ子である養女2名に対する幼児・児童性的虐待および暴行の容疑でロバート・ベンジャミン・フランクスという39歳の父親が逮捕・起訴されていた。養女への身体的暴行、性的虐待、性的暴行などに対する罪状は17にわたり、1週間ほど続いたその裁判が先月20日にやっと閉廷。27日には陪審員が1時間にわたる審理の末に17の罪状すべてにつき有罪の評決を下し、その後判事は被告に懲役1,011年の実刑判決および12万ドル(約1,345万円)の罰金刑を言い渡した。
2016年6月、予備審問で「父親がとても不快な行為をしてくる」と訴えた9歳の妹。フランクスは長きにわたり養女を個別に殴っては自分にオーラルセックスをするよう強要したといい、肛門に触れることあったが膣にペニスを挿入することはなかったとしている。10歳の姉はそうした事実はないと否定していたが、各種の検査を経て父からみだらな行為があったことを認め「5歳の時から5年間、毎週のように性的虐待を受けていた」と証言した。また成人女性であるフランクスのいとこからは、彼女が10歳および16歳の時、4歳年上のフランクスからみだらな行為を受けたとの証言も得られた。
極めて悪質な幼児・児童性的虐待に関する9つの罪状それぞれにつき99年、みだらな行為に関する6つの罪状それぞれにつき20年と計1,011年の服役を命じられたフランクス。さらに継続的な性的虐待に関する残りの2つの罪状についても、