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米時間29日、人気歌手ジャスティン・ビーバー(23)が自身の描いた絵画を販売するとインスタグラム上で呼びかけ、話題を呼んでいる。
灰色にくすんだ空に十字架が浮かんだこの作品は、ジャスティン・ビーバーによって「Calvary」(カルヴァリー)と名付けられた。日頃からしばしばキリスト教や神についての投稿が目立つジャスティン。今回の「Calvary」というタイトルも、キリストが十字架刑に処されたエルサレム城外の丘(ゴルゴタ)を示唆しているのだろうか、宗教色の強い1枚となっている。
また作品が全体的に暗いのは、南カリフォルニアの山火事による被害で空が灰色に覆われたもようをイメージしているからであろう。青々と生い茂った木々は、山火事発生前のかつての美しい南カリフォルニアの姿を象徴しているかのようだ。
カリフォルニア州サンタバーバラ地区を中心に大きな被害をもたらした山火事「トーマス(Thomas Fire)」の被害により、米人気司会者のオプラ・ウィンフリーやエレン・デジェネレス、歌手のケイティ・ペリーらを含む、約8万8000人が避難を余儀なくされた。