海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】飼い主の亡骸に1か月間寄り添い続けた犬(米)

飼い主がひっそりと息を引き取った後、犬は身動きすることなくその亡骸に寄り添い1か月を過ごしていた。米テキサス州でこのほど、飼い主を亡くした1頭のグレイハウンド犬が保護された。海外動物専門サイト『The Dodo』や英メディア『Metro』が伝えている。

テキサス州ヒューストンで、レースをリタイアしたグレイハウンドのドリー(メス 推定年齢9歳)は飼い主が息を引き取った後、亡骸に寄り添い続けた。そのまま過ごしていたところを「Harris County Animal Shelter Pets In Need(ハリス郡動物保護施設)」のスタッフらによって保護された。

11月19日、同施設のFacebookアカウント「Harris County Animal Shelter Pets In Need」には「とても悲しい出来事がありました。1か月前に亡くなったとされる飼い主の遺体が今日、発見されました。私たちは亡骸のそばにいたこのグレイハウンドを本日救出しました」というメッセージとともに、痩せ細ったドリーの動画が投稿された。

飼い主の遺体と共に1か月を過ごしていたドリーは、保護された後も飼い主を失ったことを悲しんでいるかのように伏目がちで体重も落ちていたようだ。施設スタッフは、もしかしたらドリーの飼い主だった人物の家族が引き取りに来るかも知れないと思い、施設でドリーの世話を数日間続けたが、残念ながら誰も現れることはなかった。

その後、ドリーは「Greyhound Pets of America(米グレイハウンド協会、GPA)」のヒューストン支部に引き取られ、

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