エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】前田敦子“元グラドル市議”の変心を好演 『民衆の敵』第2章突入で新展開に期待

フジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』の第5話が11月20日に放送された。「篠原×一生!第一章完結」と謳われた今回は、カラオケ店で篠原涼子演じる主人公のママさん市議・佐藤智子をはじめ同じ選挙で当選した新人議員たち園田龍太郎(トレンディエンジェル・斎藤司)、元グラビアアイドルの小出未亜(前田敦子)に市長の私設秘書・望月守(細田善彦)が楽しく騒ぐところから始まった。

篠原涼子のヒット曲『恋しさと せつなさと 心強さと』がカラオケ画面に映り智子(篠原)が熱唱するかに思われたが、園田(トレエン斎藤)に歌われたり、望月(細田)が市長への信頼を演説してとうとう本家の歌声は聴かれなかった。そんなノリで進むかに思われたが、「市議会議員の汚職」を内部告発する情報が智子に届き事態は一気に緊迫する。

あおば市議会のドン・犬崎和久(古田新太)による最大派閥・犬崎派に属する藤堂誠(高橋一生)、小出未亜(前田)、佐藤智子(篠原)とあおば市長・河原田晶子(余貴美子)を支持する岡本遼(千葉雄大)に無派閥の園田龍太郎(斎藤)が珍しく力を合わせ「汚職」の真相を探ろうとしていた。

ところが犬崎は、市長に汚職の疑いがあると指摘して百条委員会を提案する。戸惑う岡本を高校の後輩でもある小出が励ましていると、犬崎派の会合が始まると呼ばれ「今日は欠席します」と告げるのだった。岡本が心配すると彼女は「いいんです、今は愛想笑いができそうにないから」と答えた。

これまで元グラビアアイドルで犬崎派の先輩議員に愛嬌を振りまき、面倒な仕事は智子にまわすようなキャピキャピした印象が強かった小出未亜が、ここにきて少しずつ考えを変えているようだ。そんな心境の変化を前田敦子が絶妙に演じる。

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