デビュー30周年を迎え10月25日に10年ぶりとなるニューアルバム『2017』をリリースしたZIGGYが、11月19日にTSUTAYA O-EASTで白熱のライブを行った。ニューアルバムを柱とした全国ツアーZIGGY TOUR『2017』(全国16か所)を11月2日よりスタート、この日はその6会場目となる東京公演だ。
10年ぶりのアルバムツアーを心待ちにした多くのファンが会場を埋め尽くすなか、ヴォーカルの森重樹一が登場「30年だよ、30年! ほんと嬉しいよ。お陰様で、こうやってみんなが集まって、長いこと愛してくれてありがとう!」との言葉で口火を切った。
バンドの歴史と感謝の気持ちを込めたMCからスタートしたライブは、最新シングル『CELEBRATION DAY』やアルバムリード曲『うたた寝の途中』をはじめ『踊らされたくないのなら』、『君のままでいいから』といった最新曲に加え、ファンには馴染みの『HOT LIPS』、『I’M GETTIN’BLUE』、『GLORIA』など新旧のナンバーを織り交ぜ3度のアンコールを含む全32曲を熱唱した。
アンコールではYouTubeで展開している『森重樹一の11の挑戦』で10月11日に公開した第3弾企画“レジェンドが下北で買い物してみた”のなかで購入した古着をまとって、「ジャケット着てきたんだけどこれ小さいよねー、ファンクラブにプレゼントするよ!」「罰ゲームのNGワード難しいよ! だって、ミュージシャンの名前だぜ! 俺、モトリークルーとか言いまくってたよ」と笑いながらロケを振り返った。
第3弾企画のロケで下北沢にある古着屋に入った森重は、「番組から予算2万円提供」「服を選ぶ際に“NGワード”を口にしたら1ワードにつき1000円予算を削る」という課題で古着を選ぶ。すると彼からも「それだけじゃ面白くない」と切り出し東京公演のアンコールで「俺が着る服を買おう」と公約した。古着屋で買い物する彼が缶バッジを見ているとスタッフが「知ってるアーティストとかいます?」と仕掛けたところ、森重は次々とバンド名を口にして最終的に2万円の予算をすべて削られてしまい、ルール通り自腹で購入したのである。