若い頃から札付きのワルだったというジェレミー・ミークスに幸運の女神が微笑みかけたのは、彼が収監された後のことだった。逮捕時に警察が撮影したマグショットが公開されると「すごいイケメン」と話題になり、「この男なら使える」とその将来性を信じたモデル事務所が彼を拾い、出所を待ってモデルデビューさせたのだ。そんな彼を支え彼の子を産んだ妻メリッサさんに、ジェレミーは「ちょっと仕事へ」とだけ告げて海外へ。しかし彼が現地で一緒だったのは大富豪の令嬢で、仕事どころか彼女との豪華バケーションを満喫しキスシーンまで撮られている。それを知られて離婚を決めたジェレミーだが、妻に対する離婚後の扶養料については「払う気はない」という。
大富豪フィリップ・グリーン氏(トップショップなどを傘下にもつアルカディア・グループの会長)の娘クロエさんと夫ジェレミー・ミークスが男女の仲になっていたことを、見ず知らずの人からの写真つきメッセージで知らされた妻メリッサさん。これを機に一気に離婚に向けて話を進めた夫妻だが、ジェレミーは長く自分を支えた妻の要求に応じるつもりはないもようだ。
メリッサさんが法廷に提出した離婚申請書には「妥協しがたい相違点がある」と書かれており、「息子の親権を共有したい」「私には離婚後の扶養料を支払ってほしい」とも要求している。一方でジェレミーは法的書類に「今もメリッサは結婚していた当時と同額の収入を得ている」と記載。当時“一家の大黒柱”はメリッサさんで、それは彼が罪を犯し服役していたからだという。