かねてより噂されていた英ヘンリー王子と米女優メーガン・マークルの婚約発表がついに正式なものとなり、イギリス中は歓喜の声に沸いている。11月27日午後、ケンジントン宮殿の「ホワイトガーデン」で写真撮影を行った2人はその後記者会見を行い、これまでの馴れ初めを『BBC News』に語った。
36歳の米スターと33歳の英王子がついに婚約会見を行った。初めての出会いは、昨年の7月に共通の知人(名前は明かされず)を通しての“ブラインド・デート”だったという。
当時は互いのことをあまりよく知らなかったというヘンリー王子とメーガン・マークル。しかしメーガンに会った瞬間、ヘンリー王子は彼女を「運命の人」と思ったようだ。そしてメーガンもヘンリー王子の存在がすんなり心に入り込んだという。
お互いの存在に惹かれ合った2人は、その後9月のボツアナへの旅でさらに距離を縮めた。キャンプに一緒に参加しようとヘンリー王子から誘われたメーガンは、5日間をともに過ごした。亡き母ダイアナ妃が生前熱心だったように、女優業をこなしながらボランティア活動に励むメーガンの情熱が、ヘンリー王子に「この人こそ」と思わせたようだ。『BBC News』のインタビューで、メーガンが「結婚で何かを失うのではなく、新しいチャプターが始まると思っています。これからは彼とチームを組んで歩んでいくだけです」と語れば、ヘンリー王子も「彼女ならきちんと仕事をこなしてくれると思います」と見つめ合い「彼女は全てにおいてパーフェクト」とメーガンを絶賛した。
プロポーズは今月初め、ケンジントン宮殿の自宅にて2人でローストチキンを作りながらの「なんてことはないごく普通の夜」だったそうだ。メーガンはヘンリー王子がプロポーズの言葉を言い終わらないうちに「もう“イエス”って言ってもいい?」と告げたほど歓喜したという。その時の様子をメーガンはこのように話している。
「彼が突然ひざまずいたのです。本当に素晴らしいサプライズでした。とってもスイートで、自然でとてもロマンチックでした。」