イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】ボビー・ヒーナン氏死去、ヒールを輝かせた米プロレス史上最高のマネージャー

ボビー・“ザ・ブレイン”の名で親しまれた米イリノイ州シカゴ生まれの元プロレスラーで、名物マネージャーとして名を馳せたボビー・ヒーナン氏が死去した。悪賢さからヒールのレスラーをそれは輝かせたヒーナン。しかし満73歳にして病との長い闘いに敗れたことを米プロレス団体WWEが発表した。

ボビー・ヒーナン(本名:レイモンド・ルイス・ヒーナン)は1965年にレスラーも兼任するプレイング・マネージャーとしてリングデビュー。自身はレスラーとして大きなタイトルを獲った事はなかったが、マネージャーとしての腕はピカ一で、日本でもなじみの深いところではブラックジャック・ランザ(現WWEプロデューサー)、ニック・ボックウインクル(2015年11月14日没)、ボビー・ダンカン、アンドレ・ザ・ジャイアント、リック・フレアー等々がヒーナンの導きによりリングで大暴れした。彼らと対戦したハルク・ホーガンがヒーナンを激しく攻撃するシーンはファンにとって見ものであった。

どんな手でも使う悪知恵で“ボビー・“ザ・ブレイン”・ヒーナン=鮮血の仕掛人”と呼ばれたことでもわかるように、彼が専念したのはヒールをあくまでもヒールとして際立たせることであった。多くのレスラーから慕われ、ファンからは「史上最高のマネージャー」と称えられて日本にも計3回来日。リングを去ってからはゴリラ・モンスーンとコンビを組んでの実況解説者として活躍していた。

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