だがそれよりも気になるのは、彼らの新しい豪邸と“お隣さん（画像・左上にあるブルーの屋根の家）”が数本の樹木を隔てただけであること。LAの不動産業者『Zillow』の情報によれば、その隣家は大々的な改築によって近代的なタイプの建物に生まれ変わるといい、完成予想図とともに6月下旬に売り情報が出されると同時に買い手もついたようだ。ただしウェブサイトで紹介された写真を見る限り、敢えて覗きこむことはしないにせよ、たった十秒間ドローンを飛ばすだけでJay-Z＆ビヨンセ宅が丸見えという距離である。

“Cuesta Way”（クエスタ・ウェイ）という住所も、かなり値切って半分以上は住宅ローンを組んだこともすっぱ抜かれ、お隣さんとの間のプライバシーも今ひとつ不安が残る。またサンセット・ブルバードからベルエアのベラージオ・ロードに入るところに美しいゲートがあるのは有名だが、監視という意味ではまるで機能しておらず、そこからどこまでも走っていけるのが現状だ。プライバシーを最も重要視する夫妻がこのような状況に甘んじるはずはなく、すでにこの豪邸の転売に動いている可能性も否定できない。

画像は『Los Angeles Times　2017年8月21日付「Jay-Z and Beyoncé land a ＄52.8-million mortgage for Bel-Air mansion」（Splash News）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）