人気タレントであったはずが、わずか20代で人生の角番待ったなしといった状況が続いているアーロン・カーター。そんな彼を心配する家族らしき人物がこのほど警察に匿名で電話で相談したもよう。今のアーロンには自傷・自死願望が強く疑われることを米・芸能情報サイト『TMZ』が独占的に伝えた。
妙に痩せてドラッグ依存や重病説まで飛び出していた最近のアーロン・カーター。本業の歌や演技がまったくふるわず数年前には破産申請に陥ったが、今年の夏もまた芳しくないニュースが次々と報じられていた。ドラッグ使用を否定していながら7月にはジョージア州でDUI(アルコール・薬物の影響下の運転)および公務執行妨害につき逮捕され、マリファナおよび吸引器具類が押収された。続いてラジオ番組に出演すると、「バイセクシュアルを告白したら恋人が去った。しばらくSNSはやらない。また僕の体調について“末期の病気かエイズか”などといった悪意のコメントや批判にも落ち込んだ」と言って号泣。その時の激やせぶりと青白い顔も話題になっていた。
それから1か月ほどが過ぎたこのほど、『TMZ』はアーロンを心配する周囲の人々が最後の手段として警察に助けを求めていることをすっぱ抜いた。カーター家に近い情報筋の話だとして、セントピーターズバーグ警察(フロリダ州)に家族と思われる人物が電話で「アーロンは最近事故でBMWを大破させ、鼻を骨折した。自暴自棄になり死にたいと言って銃を買おうとしているが、家族のことも殺すと言っている」とたびたび相談。24時間以内に3回も警察官がアーロンの家に向かったという。