出発までの時間を空港の特別ラウンジで過ごそうと、このほどイギリスのある一家が事前にラウンジ使用の予約をした。しかし当日、ラウンジスタッフは一家の出入りを拒否。その理由は家族全員が着ていた「ミッキーマウスのTシャツ」だったことを英メディア『Manchester Evening News』や『Mirror』、『The Sun』が伝えた。
8月14日の朝、米フロリダのディズニーワールドへの旅行に向けて母親と2歳の姪、その他5人の身内とともにマンチェスター空港にやって来たエマ・レイクスさんは、出発前ターミナル1にある「アスパイア・ラウンジ」に入ろうとしたところ、拒否されてしまった。家族全員のラウンジ代はエマさんの母ジェーン・ウォルショーさんが事前に支払っていた。
自身のツイッターに「ミニーマウスのTシャツを着ているからラウンジ使用を拒否された」と投稿したエマさんは、過去にもこのラウンジを2回使用した経験があるが、その時は何の問題もなかったという。しかし今回、ラウンジスタッフにそのTシャツはドレスコードに反するため、使用したければ上着を羽織るように言われたという。
エマさん一家は、ディズニーワールドへ旅行するということで全員がそれぞれの名前をプリントしたミニーマウスのTシャツを着ていた。エマさんはラウンジのサイトのコピーをツイッターに添付し、なぜ自分たちがラウンジ使用を拒否されなければならないのかと不満を露わにした。
「予約してあったのに、とても嫌な対応をされて失望しました。(婚前パーティーの)スタッグ・ドゥやヘン・パーティーに行くのではなく、単にディズニーワールドに行くためにこのシャツを着ていただけです。シャツには誰も不快にさせるメッセージもプリントされていません。2歳の姪はお腹が空いたと泣いてぐずるし…。結局、上着を着るように言われてシャツを覆いましたが、暑かったし受付のスタッフは愛想ひとつ見せませんでした。せっかくの旅行なのに出発前からケチがついた感じです。」