フジテレビ系の日9ドラマ『警視庁いきもの係』が7月9日よりスタートした。主人公の鬼警部補・須藤友三役の渡部篤郎とヒロインの新米巡査・薄圭子役を演じる橋本環奈の世代の違いが劇中のギャップとあいまって良い味を出している。また超特急が歌うテーマ曲『My Buddy』が、そんな2人の活躍を期待させるとともにキャストたちによるダンスが微笑ましい。
警視庁捜査一課だった須藤友三は体を張って事件を解決するが、頭部に銃弾を受けてしまう。時を経て名誉の負傷から復帰した彼は捜査一課でなく左遷同然に“警視庁いきもの係”と呼ばれる総務課へ配属される。そこで一般から採用された動物マニアの新米巡査・薄圭子と出会う。
捜査一課時代に須藤とコンビを組んでいた巡査部長・石松和夫を三浦翔平が演じる。須藤が入院中に昇進して彼を軽んじる捜査一課所属の係長で警部・日塔始役を務めるのが長谷川朝晴(劇団ジョビジョバ)だ。また、NHK『おかあさんといっしょ』で11代目・うたのおにいさんを務めた“だいすけお兄さん”こと横山だいすけが事件現場で須藤や薄をフォローする制服警官(巡査)・四十万拓郎役で出演する。
スターダストプロモーションに所属する若手男性アーティスト集団・恵比寿学園男子部(略称、EBiDAN)の選抜ユニット・超特急による主題歌『My Buddy』がエンディングで流れる際に、キャストと着ぐるみの動物が振付を踊り出す。そこで見られる橋本環奈と横山だいすけによるコラボダンスは貴重だろう。しかもEBiDANユニット・MAGiC BOYZに昨年10月まで所属した“ミロ”こと星島みろが一緒にキレキレのダンスを披露してアクセントとなっている。